お金について、勉強したことありますか?

お金のはなし

「知っている」だけで得できる!?

「賢いやつはだまされずに得して勝つ」
「バカはだまされて損して負ける」
「だまされたくなかったら…損して負けたくなかったら…お前ら…勉強しろ」

※漫画『ドラゴン桜』より

あなたはお金について、今までどんなことを勉強してきましたか?

私は、20代後半までまったく勉強したことがありませんでした。
親もそういったことには疎かったので
「お金はとりあえず貯金」と言われてきました。

でも、子どもが生まれてから、いざお金について勉強してみたら
「貯金ではなく運用することで、お金が増える」
「自分にもできる節税対策がある」

ということが分かってきたんですね。
今の時代、「お金は投資しない方が損」なんですよ。
お金の常識もどんどん変わってきています。

損して負けたくなかったら、少しでも勉強しないといけないですね。
私も(面倒くさいけど)コツコツ勉強していきます。

貯金でお金が減っていく!?

これ、衝撃的なワードじゃないですか?
「そんなことあるの!?」と思われる方が多いのではないでしょうか。

でも実際にあり得る話なんです。

なぜかというと、「物価が常に変動」しているからです。

・・・?????

となった方のために、もう少し具体的に。

あなたが今1,000円持っていたとします。
そのお金で今日、1,000円の本を1冊買いたいと思ったら? 買えますよね。

1週間後に物価が上がって、同じ本が1,100円になっていたらどうでしょう?
あなたが持っている1,000円では買えなくなってしまいます。


額面は同じでも、お金の価値が下がってしまう、つまりお金が減ってしまうということです。

で、だいたい物価ってどんどん上がっていきますよね?

つまり、お金の額面も増やしていかないと、どんどん買えるものが減っていきます!

ではどうやってお金の額を増やすか?
ここで、貯金か投資か?問題が出てくるわけですね。


貯金でお金の額がどのくらい増えるか、考えてみましょう。
ここで重要なのは利率です。

1990年の、普通預金の利率は年6%でした。
2024年現在、普通預金の利率は年0.02%です。

これって、ものすごい差なのです!!!

100万円を10年間預けたとしたら、10年後の貯金額はいくらになるでしょうか。

1990年から預けた場合は、179万円
2024年から預けた場合は、100万200円 です。

今は、100万円貯金しても、10年で200円しか増えないのです・・・。
逆に1990年ごろは10年で約80万円も増えたわけなので、
そりゃ「お金はとりあず貯金」となるわけですよね。


現在は投資で年利6%を目指すことは割と簡単にできます。
「お金の額を増やす」には投資すべき、ということですね。


結局、貯金か投資か?

結論、私の考えは「貯金と投資の両立」です。
もっというと、「最低限の貯金、残りは投資で増やす!」ですね。

いわゆる”生活防衛資金”(何かあった時のための当面の生活費など)は
預貯金の口座に確保しておくべきだと思っています。
金額としては、だいたい月の生活費の3ヶ月〜6ヶ月分が目安と言われています。


参考:金融庁|本音が飛び出す!つみたてNISA座談会https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/attention/03/03_02.html

この生活防衛資金の確保ができたら、余剰資金で投資してお金を増やしていくのが良さそうです。

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